二人掛りでも2日掛かります


 皆さんこんにちは!寒い日が続きましていよいよ冬到来ですかね。そんな寒い中車内はあったかでいたいものです。今回上の画像でBackboneスペシャルメカニックの二人が取り掛かっているのはパサートV6 4MOTIONの内装分解です。
数日前にクーラントが減って警告灯が点くとのことで点検したところエンジンルームに漏れは無く、もしやと思いエアコン噴出し口に鼻を近づけましたら甘ったるい臭いを発していました。そうですヒーターコアです。結構前に私のヴァナゴンでご紹介しました箇所です。
 パサートのヒーターコア交換修理作業はとにかく時間が掛かります!これから待ち受けている他の作業を考えると今回は急ピッチでしなくてはいけませんのでツープラトンで一気に取り掛かります。
おかげでほらこのとおり。
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あっという間に分解しました。というのはうそでかなりの時間を要しました。関係ないですけどパサートって前回りがないとさらに広く感じますね
外したヒーターコアです。ピンク色のクーラントが漏れていますね。これではクーラントは減りますし、臭いです。幸い発見が早く室内に流出せず内装クリーニングせずに済みました。発見が遅れて室内カーペットにしみこみますと洗浄が大変で出費もかさみます。
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このつくりはフォルクスワーゲン アウディ昔から変わっていませんので漏れる率は高いです。私過去にGolf2乗っていたときも経験しましてそのときはカーペットどころか室内全域に霧状のクーラントが付着し清掃でえらい時間が掛かったことを思い出しました。中古ですがシートからカーペットまで布製品は交換しました。
私のようなえらい目に合わないように皆様日ごろの日常点検は行ってください。もし、エアコン吹き出し口から甘ったるい子供の風邪シロップみたいな臭いがしましたら速やかにBackboneに点検に来て下さい。
人でも一緒ですが病気は早期発見が一番です!
それではオヤスミナサイ。

意外と劣化します

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こちらの部品ボンネットを開けてエンジンルームを覗いた事がある人は御存知だと思います。ラジエターサブタンクです。
国産車と違いクーラント(冷却水)を入れる場合ラジエターに直接のではなくこのタンクに補充します。で、このタンク半透明の樹脂で出来ているため経年劣化でひび割れなどを起こしてクーラントが漏れてきます。
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こちらのタンクは14万キロ9年もので上画像の細いリターン部からジワジワと漏れていまして外したところ先端部がボ
ロボロになっており、さらに根元に亀裂が入っていました。こちらが折れてしまうとクーラントがビュービュー出てきて走行
不能です。間一髪でした。
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新品です。真っ白で気持ちが良いです。
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並べてみると色の違いが分かります。安全に走行する為には交換は当たり前ですがボンネットを開けた時このタンク
が綺麗だとついついエンジンルームも綺麗にしてしまいます。このタンク一つで車への愛着が倍増します。(洗車時エ
ンジンルームも清掃する人は分かると思います)ついでにエンジンルームの点検も出来一石二鳥です。ご自分の愛
車が10万キロ走破、10年経過してる場合は一度点検をお勧めします。ボンネットを開けてタンクよりクーラントがにじんで
いたり、漏れているようでしたらバックボーンにご相談下さい。

くさいです

こちらはAUDI TT 1.8Tです。丸の溝に赤い液体が溜まっています。ナンでしょう
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クーラントです。ここにクーラントが溜まるってことは上部にあるフランジが疑わしいです。
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やはり漏れていました。この部品は樹脂で出来ていますそれがヘッド(エンジン)に直接付いているので経年劣化でゆがみが生じ、そこからクーラントがジワジワ漏れてくるんです。こうなると交換しか方法は有りません。
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画像だと分かりにくいですが歪んでいました。
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交換完了、エンジンルーム洗浄でバッチリです。このクーラントが残っていると熱されて甘ったるい臭いが発します。臭いです。皆さん最近クーラントの減りが多くなったり、自分の車がやけに臭うようなら一度Backboneで点検をお勧めします。
 クーラントが無い状態で走行すると危険です。これから連休を台無しにしないためにも日常点検は大事ですね

ビュービュー出ます

                                 こちらは16万キロ走破中のBORAのエンジンルームです。
                              丸印のところからクーラントが噴出しましてご入院です。
                                 これは熱されたクーラントが室内に行きヒーターの熱になる為  
     のパイプです BACKBONEのブログ
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こんな感じでポッキリ折れちゃってます。この部品は樹脂でできて
おり、長年エンジンルームとクーラントの熱で劣化してしまいます。
ここ数年でゴルフ4、BORA、ビートルでよくある症例です。
BACKBONEのブログ
部品単体の値段は2千数百円と比較的お安いので車検の時な
どクーラント交換があるときにやってしまえばお得です。   
出先でここが折れてしまうとお手上げです。それはもう勢い良く
クーラントが出てきます。そのまま走行は危険です。オーバーヒート
になりエンジンに多大なダメージになります。
そうならない為にも10年以上たっているか、10万キロ走行してい
る方は交換したほうが安心です。見た目では分かり難く、点検で
触ったとたん折れてしまう事もあるので注意しましょう。10年、10万キロに該当する方は事前にスタッフに言って
いただければ部品を用意して交換させていただきます。まずはご相談を。

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