すごく漏れます

IMG_3025.jpg
こちらはGOLF5、トゥーランなどで装着されているエンジンオイルフィルターブラケットです。こちらも以前紹介したことがありますが、最近よく修理しているので再度ご紹介します。
IMG_3023.jpg
こんな感じでよく不具合を起こす割りに手間が掛かります。IMG_3030.jpg
IMG_3031.jpg
やっと外れました。上がオイルクーラーで下が外したフィルターブラケットです。エンジンとオイルクーラーにはさまれているのがブラケットなのでクーラントとオイルが抜けます。外してみたら・・・
IMG_3032.jpg
!!!!!さらにオイルクーラーのフランジ面の穴が・・・
IMG_3028.jpg
!!!!!!ふさがっています!
ここはクーラントの通路なんですがブラケット側が完全に詰まっています。なぜこのようになるかというと、オイルフィルターブラケットが劣化により変形、オイルが漏れ始めます。外に漏れれば分かりやすいですが、クーラントの通路と隣りあわせなのでオイルがここから進入します。そしてオイルとクーラントが混ざり合って固体化します。さらにこのオーナー様はクーラントの漏れ止め剤を使用して修理せずしばらく走行した為固体化に拍車がかかりました。おかげでウォーターライン洗浄というプラス作業が入ってしまいました。無事作業終了し健康になりました。
因みにこの作業は工賃がそこそこ掛かってしまいます。一緒にサーモスタット交換もお勧めします。ていうか交換しましょう。
皆様心当たりがある方は一度Backboneにご相談下さい。

ヘッドカバーパッキン

おはようございます。
バックボーン本日は定休日です。
お間違え無いようお願いいたします。
せっかくなので一つご紹介。
最近多い作業の一つです。こちらはゴルフ2のエンジンルームの画像です。
ヘッドカバーのパッキンからのオイル漏れでの入庫です。こちらのお車はカムシャフトのオイルシールからが一番多く漏れていました。
ゴルフ2だからでしょ?って思った方甘いです。
最近ゴルフ2、3、4、5、ビートル、A3、4、6でもよくありなんだか工場では毎日1台くらいはやってるのではないかというくらいの頻度です。
ヘッドとヘッドカバーを密閉するのはゴム製品ですから年数や距離でどうしても劣化してしまいます。
気づかないで走っているとオイルが減りすぎて思わぬ事態になりかねませんので定期的に点検をお勧めします。
IMG_2573.jpg
オイルシールを変えるときは時と場合によってカムシャフトを下します。今回もカムキャップをすべて緩めジャーナル部分の傷の点検も一緒にしました。間違ってもオイルシール側のカムキャップだけ外して変えちゃだめですよ。トルクが不均一になりカムシャフトの回転軸をずらしカムシャフト折ったりします。
IMG_2571.jpg
オイルシール摺動面も綺麗にして傷を確認します。
IMG_2572.jpg
IMG_2570.jpg
オイルシールを入れる際は内側に入っているスプリングを飛ばさないように慎重に入れます。
確認せず入れて外れていることがよくあります。こういう細かなことが大切ですね。基本中の基本はいつになっても基本です。初心忘れずネジを締めます。
やっていることは単純ですが、大切な作業です。漏れたオイルがタイミングベルトにかかりベルトが油分を含み通常10万キロ耐えてくれるVWのベルトが半分しか持たなくなる時もあります。
それに家の駐車場にオイルシミを作るのも嫌なもんです。
バックボーンではオイル交換時点検報告をさせていただいています。

これまた最近多いです

BACKBONEのブログ

 こちらの車はパサートV6 4モーションです。触媒の奥あたりからオイルが漏れてます。ここはデフとプロペラシャフトの連結部からもれてます。

BACKBONEのブログ

 フランジを外したデフ側です。真ん中のチョコレート色したわっか状の物がオイルシールです。ここからオイルが漏れる症例が最近結構あります。

BACKBONEのブログ

 右が外したオイルシールです。切れてるところがありますね。実は外すときに切れてしまってこんな感じになっちゃいました。でも、傷が入っていました。ここから漏れるんですね。

BACKBONEのブログ

 交換終了して綺麗になりました。この部品はアウディの4駆にも使われていて例外なく距離と年数でにじんできます。駐車場などで車体の真ん中下にオイルの垂れた跡があったら要注意です。気になる方はバックボーンで無料点検をお勧めします。

お問い合わせ

新潟市VW・AUDIの専門店

BACK・BONE

新潟市愛宕3-4-3

TEL 025-284-7060

FAX 025-284-7170

URL http;//www.vw-backbone.jp/