ヘッドカバーパッキン

おはようございます。
バックボーン本日は定休日です。
お間違え無いようお願いいたします。
せっかくなので一つご紹介。
最近多い作業の一つです。こちらはゴルフ2のエンジンルームの画像です。
ヘッドカバーのパッキンからのオイル漏れでの入庫です。こちらのお車はカムシャフトのオイルシールからが一番多く漏れていました。
ゴルフ2だからでしょ?って思った方甘いです。
最近ゴルフ2、3、4、5、ビートル、A3、4、6でもよくありなんだか工場では毎日1台くらいはやってるのではないかというくらいの頻度です。
ヘッドとヘッドカバーを密閉するのはゴム製品ですから年数や距離でどうしても劣化してしまいます。
気づかないで走っているとオイルが減りすぎて思わぬ事態になりかねませんので定期的に点検をお勧めします。
IMG_2573.jpg
オイルシールを変えるときは時と場合によってカムシャフトを下します。今回もカムキャップをすべて緩めジャーナル部分の傷の点検も一緒にしました。間違ってもオイルシール側のカムキャップだけ外して変えちゃだめですよ。トルクが不均一になりカムシャフトの回転軸をずらしカムシャフト折ったりします。
IMG_2571.jpg
オイルシール摺動面も綺麗にして傷を確認します。
IMG_2572.jpg
IMG_2570.jpg
オイルシールを入れる際は内側に入っているスプリングを飛ばさないように慎重に入れます。
確認せず入れて外れていることがよくあります。こういう細かなことが大切ですね。基本中の基本はいつになっても基本です。初心忘れずネジを締めます。
やっていることは単純ですが、大切な作業です。漏れたオイルがタイミングベルトにかかりベルトが油分を含み通常10万キロ耐えてくれるVWのベルトが半分しか持たなくなる時もあります。
それに家の駐車場にオイルシミを作るのも嫌なもんです。
バックボーンではオイル交換時点検報告をさせていただいています。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です