たまにあります
皆さんこんにちは!Backboneにご入庫される車両でたまにある修理症例をご紹介します。
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トゥーランです。こちらに搭載されているエンジンは1.4ツインチャージャーでターボとスーパーチャージャーで1.4Lとは思えない加速と高速の伸びがあり当時は評判が良かったです。
こちらの車両以前よりクーラントが漏れるそうで点検しましたところ
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画像は遮熱板を外したタービン本体です。ターボはかなりの熱を発生しますので冷やさなくてはいけません。冷やすためにはクーラント(冷却水)、とオイルで冷却します。真ん中にパイプが2本刺さっていますがこちらがクーラントを循環させているパイプです。今回こちらの根元よりダラダラと漏れていました。
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外してみましたらパッキンの役割をしているOリングが溶けて粘土状になっていました。
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下が新品です。見て分かりますようにこれではパッキンの役割はしません。
綺麗に清掃して取り付けます。
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こんな熱のかかる箇所にゴムパッキンなんてもちません。こちらは定期的に交換が必要と思います。
今回の症例はツインチャージャーに限らずGOLF5、6シングルターボ車1.4T、アウディA3にもあるエンジンでも可能性はありますので最近クーラントの減りが気になる方はBackboneにお問い合わせください。点検させていただきます!